箏(琴)/17弦/三弦(地歌三味線) お琴の名曲♪ - 講習会



トップページ プロフィール レッスン KOTOnier グループ夢箏花 お問合せ
 
 

  講習会とは?

数か月に1回のペースで、開催しております。
鑑賞曲、基礎曲、チャレンジ曲は、毎回変わります。現代曲、古典曲など様々なジャンルから厳選した名曲を弾いたり、聴いたりして、 色々な曲を知っていただくことを目的にしています。

基礎曲 箏を弾く者ならば、知っておきたい、弾いてほしい曲。
初級レベルの方でも比較的、演奏可能な曲をとりあげます。模範演奏を聴いたあと、演奏ポイントなどの講義を交えながら、 全員で演奏してみましょう!経験者の方も、1人では苦痛な基礎練習を仲間と一緒にやることにより、さらなるレベルアップができます。
チャレンジ曲 ポイントレッスンとなります。
個人レッスンではなかなか弾く機会の無いアンサンブルの曲や、人気の高い曲を取り上げていきます。 基礎曲よりは、難易度は高くなりますが、曲のエッセンスを感じながら練習できるので、 初級レベルの方でもチャレンジしていただけます。弾いてみたかったけど、自分に弾けるかな?と思っていた曲を、 一緒にチャレンジしてみましょう!
鑑賞曲 難易度の高い曲のため、まずは曲を知っていただくことを目的に ご紹介いたします。
気に入った曲がありましたら、あなたの目標の1曲に加えていただき、是非、 いつかご自身でも演奏していただけたら嬉しいです。

最新の講習会情報は、こちらをご覧ください。
 

  開催履歴 2019年〜

お琴の名曲♪ - 講習会 vol.2


2019年12月22日(日)

基礎曲


沢井忠夫作曲
【解説】 箏二重奏曲
はなやかに飛翔する曲の感じから「鷹」と名づけられた。 この曲全体の長さからいえば、かなり大きい部分を占める中間部が、とてもロマンチックなので鷹の勇猛な姿よりも、悠々と飛ぶ姿を想像させる。 中間部の後は、最初のテーマの後半部分を発展させた形になっている。
チャレンジ曲

箏四重奏曲
沢井忠夫作曲
【解説】 箏四重奏曲(箏1、箏2、箏3、17弦)
この曲は、ちょうど弦楽四重奏のように、 非常に緊密な楽器構成で隙がない。全体は切れ目なく演奏されるが、大きくは四つの部分に分けることができる。 第一は、まず三面の箏のピチカートによる美しいテーマで始まります。即興曲風に展開されることが多い沢井忠夫作品の中ではめずらしい、 構成の意図がはっきりしており、各パートがきわめて緊密に構成された美しい曲です。
鑑賞曲

百花譜
沢井忠夫作曲
【解説】 箏、17弦 二重奏曲
1983年作曲。曲は、春、夏、秋、冬の4つの部分から成りますが、 全体は切れ目なく演奏されます。作曲者 沢井忠夫によると、「百花繚乱に始まる春の部分は、箏と17絃の変拍子を含んだ音達のせめぎあいに、めくるめく色彩を求め、 夏に移ります。この曲の場合、夏とのちに出てくる冬は、私の中の特定の情景によって書かれています。以前、私の家に1本の泰山木がありましたが、そのボッタリと肉厚い、 大きな白い花が、蒸し暑い夏の夕暮れの中で、けだるいような芳香を漂わせ、眩しい夏とは違った、もう一つの夏を私に語ってくれました。 この夏は、そのもう一つの夏です。日本人にとって秋は、格別音楽的、絵画的な季節のように私には思えます。虫の声々も紅葉の錦も我々にとっては、心の琴線を震わす、 音楽であり、絵画でもあるのです。そしてここでは、その日本的な秋の美を求めます。そして冬は、一過ぎた情景が私の中に浮かびます。 その時、庭に寒椿が咲いていました。羽毛のような雪が、その白さと軽やかさで、むしろ暖かささえ装いながら、濃い緑の葉と、紅い花びらに降り積もっていました。 一面の白い世界の中で、僅かにのぞいた深紅は生命の強さを叫ぶように燃えていました。」

お琴の名曲♪ - 講習会 vol.1


2019年9月29日(日)

基礎曲

つち人形
沢井忠夫作曲
【解説】 箏二重奏曲
愛知県尾西市に伝えられた泥人形、その素朴な形とそれに施された極彩色の美しさを 箏の音に置き換えてみた。箏一、箏二共に同じ調弦を、また同じ技法を使用して華やかな感じを出している。
チャレンジ曲

螺鈿
沢井忠夫作曲
【解説】 箏三重奏曲(箏1、箏2、17弦)
[1章]種々の螺鈿細工の趣、面白さを変拍子やテーマの瞬間的転調等で楽しみ、 全体をロンド風にまとめた。
[2章]光線によって変化する貝殻の美しさをゆったりと歌う様なテーマとそのヴァリエーションで表現しようと試みた。
鑑賞曲

TSURUKAME
沢井忠夫作曲
【解説】 箏、三弦 二重奏曲
曲は箏と三絃のゆったりとした掛け合いに始まり、箏と三絃の合奏、そして三絃独奏、箏独奏、 最後に箏と三絃の合奏といった順に進行する。曲全体の長さに対し、箏と三絃それぞれの独奏部分が比較的長いので、独奏的な性格を持った合奏でもある。 題名のTSURUKAMEは日本の伝統的な言葉の中から最も知名度の高い鶴亀を選んだ。曲の内容とは直接的な関係はないが、一見平凡なようでありながら、 祝いの表現が見事に凝縮された言葉の面白さにひかれる。
Copyright © 2019 Junko Katayama All rights reserved.